なむざっき

QMA2からアロエを溺愛し続ける人が趣味について綴る雑記

本格オリジナルソーシャル美少女ゲーム、素材は良いのだが…… - ソーシャルゲーム『君と一緒に』プレイ感想

プレイ終了から時間が経てば経つほどプレイした当時の体感を忘れてしまうわけで、現に2010年にプレイした作品はもうロクな感想が書けません。惜しいことをしてしまったな、と反省を踏まえながら、これからは自分の味わったモノの感想を積極的に書き留めたい所存。

そんなところで、今回のプレイ感想は3か月ほど前までプレイしていたソーシャルゲームの『君と一緒に』です。

携帯SNS恋愛ADV「君と一緒に」


君と一緒に』は株式会社インパクトが運営する携帯電話・PC用ソーシャルゲームです(スマートフォンは未対応)。プラットフォームはモバゲーとGREEのマルチですが、PC版はYahoo!モバゲーのみとなります。

プレイし始めたのはYahoo!モバゲーのサービスが始まって少し後だったのですが、その時は携帯電話版のインターフェースのままだったので、チュートリアルの途中で放棄してしまいました。その後、2011年6月頃に久々に覗いてみるとPC用にインターフェースが新調されていたので、これなら良しと作業の合間をぬって本格的に始めることにしました。というわけで、今回は主にPC版の感想が中心です。

まず、いわゆる18禁美少女ゲームで活躍するイラストレーターのイラストが目を引きます。一般的なソーシャルゲームのイラストはpixiv経由でハントしたようなアマチュア・セミプロ系のものが大半ですが、この作品は大手美少女ゲーム原画家を多数採用している点で他のソーシャルゲームと一線を画します。イラストレーターは有葉をはじめとする「あかべぇそふとつぅ」系列の作品を手がける人が多い印象です。

今となっては珍しいとは言えませんが、声優陣も花澤香菜中原麻衣能登麻美子小清水亜美伊藤静などと著名な方が揃っています。

ゲームシステム

ゲームシステムは「会話で女の子の好感度を上げていき、好感度が一定値に達するとデートイベントが発生する」というシンプルなもので、これを何度も繰り返していきます。

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まずこれがヒロイン選択画面です。会話したいヒロインをクリックすると会話が始まります。

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こんな風にFLASHで日常会話が流れます。ちなみに上の画像の「もう一戦」は格闘ゲームのことです。

日常会話のバリエーションは曜日・時刻(朝昼夕夜の4区分)ごとに4~10パターンほどあります。また、デートを何度もこなすと新しい会話が発生することもあります。

会話のボリュームはまちまち。会話の分量が多いと複数のFLASHファイルに分かれています。

会話が終わるとミニゲームに挑戦するかどうかを問われます。挑戦すればミニゲームの結果に応じた好感度のボーナスがあるのですが、時間がかなり掛かる割りに会話1回分の好感度プラスにもならないので、デート直前の好感度調整以外にミニゲームをする必要はありません

こうしてヒロインの好感度を増やしていくわけですが、会話したヒロインの好感度が増えると他のヒロインの好感度が減っていきます。この減少を防止するには課金コンテンツの購入が必要です。

好感度が一定値に達した状態でそのヒロインを選択すると、デートの約束を取り付けることができます。そして、指定された曜日・時刻の間に再度そのヒロインを選べば、無事にデートイベントが発生します。なお、時間を逃したら来週まで待つことになります。

デートイベントは基本的に長い会話みたいなものですが、場合によってはイベントCGも見れます。ただしイベントCGは序盤のみ。絵師に頼む予算が尽きたのか、シーズン2以降はほぼ皆無の状態です。

会話やデートイベントでは基本的にボイスはありませんが、課金コンテンツの購入で女性フルボイスになります。課金コンテンツのフルボイス化チケットはヒロイン・時刻別になっており、1つ400円相当です。また、購入していなくても曜日ごとに指定のヒロイン1人の会話がフルボイスになります。1枚目の画像(月曜日)の場合だと「立花茜」の会話が無課金でもフルボイスで聴けます。

会話やデートには体力が必要で、1回分の体力は5分で回復最大5回分溜められます。時間の無駄のないプレイを心がけるには、25分に1回はアクセスしなければいけないことになります。

課金コンテンツ

先述のヒロイン・時刻別のフルボイス化チケット(各400円)の他にも有料アイテムは数多くあります。

  • 体力1回復アイテム (5つセットで50円)
  • 1回の会話で増える好感度を永続的に1増やすアイテム (5個セットで50円)
  • 1回の会話で増える好感度を1回だけ20増やすアイテム (250個セットで50円)
  • 1回の会話で増える好感度を1回だけ40増やすアイテム (190個セットで50円)
  • 1回の会話で増える好感度を1回だけ2倍にするアイテム (250個セットで50円)
    • 上の3つのアイテムは効果が重複します。
  • 好感度を1000~6500増やすアイテム (250~1500円)
  • 他のヒロインの会話による好感度の減衰を30日間防止するアイテム (300円)
  • CGなしデートイベントの保存 (1回100円)
  • CGありデートイベントの保存 (1回300円)
  • 時間を無視してデートイベント閲覧 (1回500円)

感想

体力の上限が低すぎるので頻繁なプレイを要求されるわ、会話によっては10近くのFLASHファイルに分割されているのでクリックないしプッシュするのが大変だわとユーザビリティに欠けるので、ある程度の忍耐力を要します。

また、シリーズものの会話で最後になる会話が最初に発生したり(単にランダムに選択されるため)、シーズン2以降は同じネタの会話(茜なら髪撫で、泰子なら食べ物といった感じ)が多かったりと会話のクオリティにも一部難があります

ソーシャルゲームの性質上、安易に「エンディング」を作ってはいけないので、恋人になったシーズン2以降の間延び感がかなり強いです。痴話ばかりで一向に恋愛が進展しないギャルゲーって何が面白いんですか?

和泉つばす絵(CV:竹達彩奈)の期間限定ヒロインをクリアした後、通常ヒロインの方もちまちまやってましたが、上記の理由で自然とアクセスしなくなりました。それ以来、期間限定イベントは一度も行われておらず、二度と復帰することはありませんでした。

イラストレーターも声優も素材自体は優れているのですが、せっかくの素材も肝心のシナリオが情けない出来のために台無しになってしまっているのが本作です。ヒロインを一新した続編が出るそうですが、これの反省も踏まえて良いモノを作って欲しいですね。でも好意的な声優さんがいなければプレイしないんですけど。今作も花澤さんがいなければプレイしていたか怪しい。